陶器の猫
はじめての陶芸
愛猫チャイコです。
あたまが大きめになってしまい、子猫の時のような姿になりました。
まだまだ制作途中です。
ながらく、更新を怠っていました。
2011年が暮れようとしています。
今年は大震災で多くの尊い命が失われました。
それにつづく不安の日々、正直、何を書いていいのか、また描いていいのか、わかりませんでした。
それでも細々絵は描いてはいたのですが、
東北ご出身のIさんに、そんな話をしたら「うん、描けないよね・・・」とぽつりと言われました。
個人的にも、尊敬する自慢の祖母との別れがあり、その3ヶ月後つい先日、愛猫との別れがつづきました。
祖母も猫も高齢でしたので大往生、よそから見たら、幸福な死のひとつに過ぎないのかもしれません。
しかし、家族にとってはそうも割り切れないものがあります。
哀しいことの多い年だったと思います。
猫のことは、大学一年の時に学校でもらってきたので、私が日本画を描いている年月を共に生きていました。
絵に描こうとすると、自分と向き合うことになり哀しいので、陶器で猫のオブジェをつくることにしました。
アートスクールの同僚の六反先生の陶芸クラスに混ぜて頂き、教えて頂きながら作っています。
全く初めての試みなので、チャレンジあるのみ、素直に没頭できています。
(今日は写真を撮り忘れてしまったので、また後日載せます。)
人のつながりがあって良かったな、と思う年でもありました。
家族のある幸せ。
美術をやって来たから巡り会えた色々な世代の方たち。
本当に、ありがとう。
上野の森美術館大賞展に出品しています。
F100号の新作で、タイトルは「明滅」です。
昨年の春に取材をして構成したもので、うららかではない春の植物群を描きました。
お時間ございましたら、よろしくお願い致します。
第29回 明日をひらく絵画「上野の森美術館大賞展」
会期:2011年4月26日(火)〜5月8日(日)
前期:4月26日(火)〜5月2日(月)に展示されます。
※展覧会は展示替えを行い、後期:5月3日(火・祝)〜5月8日(日)まで開催。
会場:上野の森美術館
東京都台東区上野公園1-2
TEL:03-3833-4191 FAX:03-3836-0066
http://www.ueno-mori.org/
今年の春は、なかなか勢いがあるみたい。
園芸をする人にとっては、春はもっとも楽しみな季節。
日本列島は不安なニュースが多く、まだまだ普段通りの日々には遠いようですが、その横で、変わらず訪れている、春に魅入ります。





やはり写真は私にとっては難しく、感じがなかなか出ないのでした・・・。
大地震の後、教室に生徒さんも戻っていらして、通常通りの、しかし今までとは違った日常が始まった。
先日も生徒さんとお茶をしていたら、これからどう過ごすか、や、今後の日本経済、復興の話にどうしてもなっていた。
生徒さんたちは、率先してホウレン草を5束買ったり、教室の前に上野動物園へ行き初日にパンダを並んで観てきたり、とそれぞれ、ささやかながら日本が前向きに進んで行けるように素敵に工夫しているようでした。
なるべく、自分が好きな人たちと集う時間を増やそうということになりました。
私は、ささいなものまで、なるべく日本製のものを買おうと思っています。
少し高くても日本のものを買い、余裕のない分は質素に暮らします。
あれ、よく考えたら、今までもそうでした・・・でも、もっと徹底します。
海外にいる友達にもmade in japanを選んで買ってくれるように促そうと思います。
連日の報道で目にする惨状に、悲しい複雑な気持ちでいっぱいです。
今この瞬間も危機と戦っている方たちの苦労を思うと、言葉になりません。
なるべく節電したり、募金したりと、私ひとりの力は小さなものですが、多くの方の力とつながって、積もっていって、大きな力になると思います。
日本の力を信じています。
最近、日々は充実していて、割と忙しく、気がついたらかなり落ち着かない日々を送っていたように思います。
地面を見たら、ずっと何年も葉っぱしか出なくなっていた水仙に、蕾がついているのを見つけて驚かされた。
ちょっとした日の当たり方などの加減なのかもしれないが、マニュアルでは計れない、生命の奥深さを感じました。
多くの人に囲まれているのも刺激的で楽しいけれど、庭にひきこもって独り充電したい気分にもなり、適度なバランスが必要です。
生徒さんたちと、御岳渓谷へスケッチ遠足に行きました。
その日は、午前中雨だったので、晴れると信じ、不安半分で出発したのですが、晴れ男さんのご参加もあり、すがすがしい紅葉を満喫できました。
雨上がりだったので、湿度で、土と植物の香りが空気中に、濃く充ちていた。
スケッチは終盤寒かったけれど、いつもは一人でしているスケッチをみんなでするのは、とても楽しいことでした。


家のある風景。当日撮った写真の中で、お気に入りの一枚。

川辺に居た、この植物の名前が知りたい。

紅葉する、あじさい。
気候の好いこの頃は、スケッチ日和。
自転車にのって、スケッチに行くことしばしば。
公園とも呼べない様な、小さい公園を見つけて、通っている。
そこには、いろいろな植物の植わった花壇がある。というより、花壇しかない。
花壇しかない公園。
テッポウユリが、実を結ぼうと屹立して来ている、
横で、くたびれた酔芙蓉が咲いている、
地面に、昨日の花が落ちて、せっせと蟻が密を運んでいる。
黄花コスモスと、ユリオプスデージー、星のようにチラチラと輝く紫苑
ジャーマンアイリスの葉が、黄色く、だらりとなぎ倒れている。
それにムラサキのシソもある。
どの植物も珍しいものはなく、適度に荒れていて、しかし、植物を愛するひとたちが作ったに違いないことがわかる。
絵のような庭ではないところに、なぐさめられている。
すぐそこで終わりになってしまう公園は、民家に囲まれている。
開け放たれた窓から、テレビの音が聴こえる。
この場所を描きながら、わたしはこの場所でないどこかへ行っているような気持ちになることがある。
このスケッチたちが作品になるのかも、まだわからない。
わからないことばかりなので、ただ描くしかない。

先日、日本画を描かれている生徒さんたちと「篆刻」を作りました。
元・書道部員の私は、文字が好きです。
篆刻講座の準備で、「韻体字典」を図書館で借りてみたら、たまたま詳しい字典が手に入り、そこには篆書や、隷書だけでなく、金文なども出ていました。
金文では、私の名前の一文字、「裕」の字は、これなんだそうな。
顔に「ハハ」って書いてあって、笑っている・・・。
あまりに衝(笑)撃的だったので、さっそく彫りました。
けっこう気に入りました。
いつも、こんな顔をして暮らしたいものです。
※実物は写真よりもう少し小さいです
今年の夏はとても暑い。
夏が苦手なので、こう、たましいが澱んで来ると、園芸や掃除をすることが自分にとって良い効果を生むのだけれど、暑いと、日の出ている時間に庭仕事をする気がしない。最近は、7時ちかくなって薄暗がりの中、園芸をしている。
傍から見て、夕闇の中スコップを手に地面を掘っている姿は、怪しいに違いない。
猫の額ほどの唯一の日当たりスペースに、ルリマツリや、ポーチュラカなど、どこでも売られているような草花を植える。彼らは夏になると良く見かけるだけあって、日本の夏に強いこと御墨つきだ。
ポーチュラカは、ランプの傘をひっくり返したような形をしていて、いろいろな色がある。そして、どことなく、安っぽい可愛らしさのある花だ。
異国の裏通りの料理屋を飾っているような、ちょっと寂しい感じのする色とりどりの電飾を思い出し、夕闇園芸にはぴったりなのだが、この花は光が差していない時は閉じている。朝が来ると、のんきな花を一面に広げ、笑っているように見える。
ルリマツリは、空色の涼しげな色の花を咲かせる。
日向が好きで、嘘のように、どこをとっても涼しい様子をして太陽を受けている。
華奢な見た目と裏腹に、丈夫な植物。
暑い夏の季節の他に見かけたら、もしかすると素敵な花と思わないかもしれない。
世界は、いつもその季節に似合った植物や色彩を用意してくれている。
そして、植物はどんな季節もいつも変わらず、前向きでしたたかだ。
植物は、私を受け入れも拒絶もしないけれど、いつも変わらない様子に勝手に励まされる思いがする。
先月から新しく関わらせていただくことになった、絵画教室では「制作カルテ」というのを、生徒さん一人一人に簡単に記述することになっていて、何月何日にどういうものを描かれていたか、すぐにわかるようになっています。
文章としては、とても短いものなのに、つもりつもったものは、読み返すと興味深いものだったので、さっそく取り入れて、自分の制作日誌をつけることにしました。
「気持ち」のようなものを書き過ぎると、日記のようになってしまい、続かない事がわかっているので、成る可く淡々と客観的に、その日に行った絵に関する作業だけを箇条書きにしています。
生活の中で何をしていても全ては絵に繋がっているのですが、制作日誌では、画面の前で行った作業のみを書くと割り切りました。
堆積されたら、どういうものになるのでしょうか。けっこう楽しみです。
一年位前から、小下図を作るとき、自分のスケッチや絵をスキャナーで読み込んで、専ら「Photoshop」を使っています。
対象をそのまま描いているわけではないので、再構成する際にPhotoshopで、配置を変えたり、画像を少し変化させたり、レイヤーに簡単な色のイメージを載せたりしています。
デザインの仕事を長くして来たので、ツールは手の延長という感覚で、ストレス無く使いこなせます。
大下図への拡大もIllustratorでいっきに作業します。
大作の場合、A4までしかプリントできない家庭用のプリンタなので、地道です。
F100号の大下図を、のりしろ分を考慮して、A4を42枚継ぎ合わせて作る計算になります。A3をプリントできるプリンタが欲しいのですが、置き場がありません。
絵の具でどんどん絵を作って行くタイプではないので、下図にやたら時間がかかるのですが、PhotoshopやIllustratorを利用するようになってから、効率的になりました。
こういうデジタルの作業を邪道と考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、これも手の延長なので、私はそうは思いません。
例えば江戸時代に、もしPhotoshopがあったなら、絵師は構図を考えるのに、とっくに使っていたんじゃないかなと思うのです。
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